デジタル一眼レフ
製作した鞄が旅立っていくと、自分の手元には鞄も何も無くなってしまいます。
それではいけない。
ちゃんとした鞄として、商品としての記録を残したかったので、
タンスの肥やしになって使いこなせないでいた、
デジタル一眼レフを引っ張り出して撮影してみることにしました。

このカメラは、私の結婚祝いとして姉からプレゼントしてもらったものですが、
カメラの知識が全くない私は、カメラの用語、扱い方、
液晶に表示される数字の意味すら全く分かりませんでした。
それでも、最近のデジタル一眼レフは、オートやPという所にダイヤルをもっていって、
オートフォーカス機能を使えば、とりあえず撮影は可能になります。
けれど、写真に写しだされた鞄の色味や、革の表情は、
実物とは全く異なったものになってしまう為、落胆。
やはり、誰かに教えてもらわないと無理なのでは??と、
カルチャーセンターや、体験入学等いろいろ試してはみたものの、
全てが風景写真等の講座の為、自分が求めているものとは違うような気がして…
そこで、いろいろなツテをたどって、
現在、私が撮影技術を教えてもらっている先生に出会いました。
先生には、月に2回程度、自宅まで出張してもらいレッスンしています。
自宅の環境で行えることを基本に、毎回少しずつ段階を経て、
商品撮影のノウハウを教えて貰っています。
レッスンを受けて3カ月程度になりますが、私が求めていた写真に、
少しずつではあるものの、近づいているような気がします。
私は決して、芸術的な写真を撮るわけではなく、
被写体を忠実に撮影することを目標としています。
3か月前までは、標準レンズのみで撮影を行ってきたけれど、
単焦点レンズというものを、先生が手配してくれたおかげで入手することができました。

それと同時に露出計も合わせて購入することができました。
どちらも中古品になりますが、じゅうぶん問題無く使えます。

この単焦点レンズを使うと、また新たな世界感の撮影が可能になるとのこと。
撮影技術力アップと表現の広がり、我ながら自分の成長が楽しみです。