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鞄のアトリエ ESPEDIENTE  ~エスペディエンテ~

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カバン撮影会

今までは、製作したカバンを、室内で撮影してきましたが、
実際の大きさを伝えるのには、一個の作品だけの撮影では伝わりにくいということで、
写真のレッスンの先生より、実際に人が持った感じで撮影をしてみましょう!!
…ということになり、今回の写真レッスンは、
人がカバンを持っている状況での撮影を、近くの公園で行ってみました。

撮影日当日は、うす曇りでした。おかげで自然の雲が、太陽の直射日光に対して、
トレーシングペーパーの代わりとして効果があり、絶好のコンディションとのこと。
モデルは、身長147cmで年齢不詳である我が家の妻(笑)
147cmの彼女が持った感じで、過去の作品を数点撮影してみました。

まずは、リュック。
一旦、旅立ったはずのドイツシュリンクのリュックを里帰りさせました。
リュックを背負った形で撮影がスタート。
通常より小ぶりなサイズで作ったリュックでしたが、
身長147cmの彼女にはちょうど良いサイズでした。

カバン撮影会_d0205122_23441839.jpg
カバン撮影会_d0205122_2345691.jpg









標準レンズのオートフォーカス機能を使って、絞り優先の[A]にダイヤルを合わせて撮影。
太陽の光が真っ向から当たる位置だと、革の表情の影が出来ずにのぺっと、
立体感は失われてしまいます。
逆光だと、当然、暗くなってしまう。
絶妙に、斜めに太陽の光が当たる位置へ、モデルを移動させて、
尚且つ側面のファスナーも相手に伝わるように…と、その適切な位置を見つけることと、それをモデルへ指示する事が、まだまだ難しい。

続いて、ドイツシュリンクのオレンジ色の『マリー』の撮影。
今度は単焦点レンズに切り替え、マニュアルモードで撮影。
人物とカバンのバランスをみながら、
使っている雰囲気が伝わるように心がけながら、撮影を試みた。

カバン撮影会_d0205122_01131.jpg


しかし、
作り手目線がよくないのか、どうしても無意識にカバンをクローズアップしてしまいます。
身体と比較出来て、バックの大きさがパッと、イメージ出来るものにしたいのに…。

次のお題は、ノブレッサカーフのジンブルー色の『コッコローネ』。
先に撮った2つのカバンの際には、モデルがカバンに対してぎこちない所があり、
撮影していて違和感がありました。
けれど、このカバンは普段モデル本人が使っているカバンなので、
撮影する私の、イメージもつきやすかったです。
普段目にして、普段使っているカバンだから、
しぐさも自然な感じで、使用している感じが、カメラ越しに伝わってきました。

カバン撮影会_d0205122_021664.jpg
カバン撮影会_d0205122_024212.jpg













今回は肌寒い中、初めて屋外でのカバンの撮影だったわけですが、
これからちょくちょくプチ撮影会に出掛けて、
カバンを持って使っているという雰囲気でのシチュエーションの、
撮影技術を上げていきたいと思っています。
by keel503 | 2011-04-13 00:04 | カメラレッスン
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長野県松本市にてヨーロッパの革を使った、手づくりの革鞄やバックを製作しています。2013年4月にアトリエ兼店舗をオープンいたしました。皆様のお越しをお待ちしております。


by keel503
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