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鞄のアトリエ ESPEDIENTE  ~エスペディエンテ~

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慌ただしい日々

ここ数日、忙しく…充実した日を送っていました。
…ですが、ブログの更新にまでなかなか手が回らず…(笑)
やっと、お伝えできるわけです。

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松本市内の中町の通りにあります『蔵シック館』と言う場所で、
10月1日、2日に私の勤め先の工房の展示会が開催されました。
この通りは蔵作りの街並みが続く雰囲気のある場所です。

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『蔵シック館』(正式名称/松本市中町蔵の会館)は、
造り酒屋「大禮酒造」の母屋・土蔵・離れの3棟を移築したもので、いわゆる「古民家」。
重厚感ある日本の建物を会場に、
工房で製作する鞄は、帯や着物地等の古布をリメイクして作る鞄がメインですから、
まさにイメージピッタリなんです。

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勤め先のご厚意で、私が自宅で製作した鞄も一緒に展示させて頂きました。
普段、お客様と接する機会が少ないので自分の製作した鞄が、
どうようなお客様が、どのような所に視点を置いて鞄を見て下さるのか、
非常に参考になります。
けど、正直、買って頂くのが一番嬉しいのです(笑)

展示会の二日間は天候にも恵まれ、近くの神社でお祭りも行われていたせいか、
お客様は途切れる事無く、普段工房へ足を運べない方にも手にとって鞄を見て頂きました。

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今回の展示会は、諸事情あって現在無職の妻も同行して、
接客のお手伝いをしてもらいました。
接客は好きだ。と本人は言っていますので、それなりに楽しんでいたようです。
そうしましたら、勤め先の奥さまより妻は、内職のお話しを頂き、
早速にもミシン初心者でありながら、マレットゴルフのボールケースの内職に挑戦。

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四苦八苦しながら組み上げていきます。
道のりは長そう・・・。

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私は、ダレスバックの製作に連日追われ、展示会までに間に合わせたかったのですが、
製作時間の猶予が短く、やっと昨晩に完成。

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今回の革は、厚みが2.2mm程あるヌメ革を使用したので、
仕上がりのコシ感が以前より増して、更に雰囲気良くまとまったと思います。
ダレスバックらしい堅牢な重厚感が増して、
同時に、使い続けた際の型崩れも防げるのではないかと思います。

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裏地は色が変わったものの、やっぱり合皮。
これは、もう勤め先のカラーがあるので、しょうがないのかな…。

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このダレスバックが仕上がり、気が抜けたのでしょうか…、
少し風邪気味です。悪化しないように注意したいと思います。
朝晩の冷え込みが気になる季節となりましたし、
皆さまも、体調管理お気を付けください。
by keel503 | 2011-10-06 00:06 | 鞄職人の日々
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長野県松本市にてヨーロッパの革を使った、手づくりの革鞄やバックを製作しています。2013年4月にアトリエ兼店舗をオープンいたしました。皆様のお越しをお待ちしております。


by keel503
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