冬の楽しみ方♪
夫婦二人で住むには十分に広くて、
生活スペースよりも鞄に関わる部屋のほうが多いのではないかという、
都合の良い家なのですが…
隙間だらけの我が家の冬は、とにかく寒い!!!
雰囲気が良いので、好きだからいいのですが、
窓はアルミサッシではなく、木枠の窓も多くあります。
家が少し、傾いているのか…
木枠がくるっているのか…
戸の下はピッタリ壁についているのに、上の方は斜めに大きな隙間。
笑えます。
そして、寒いスポットは風呂場。
浴室の下には、水路が流れていて、冬はそこから吹き上げる風で、
寒い寒い。
逆に風通しが良いおかげで、カビは生えないという、イイ所もありますが…
…というわけで、我が家では寒い冬を迎えると、外のお風呂に行く事が多くなります。
長野県は、温泉も多いですし~♪
あちこち気になるお風呂屋さんへ行くのが、冬の楽しみにもなってます。
松本市に、古いお風呂屋さんがあると聞き、行ってみました~。
それが、『塩井の湯』。

ガラガラッ と、戸を開けた時から、期待を裏切らないレトロ感。
数字が書かれた、下駄箱。
中に入ると、番台で奥さんが迎えてくれます。
男湯からは女湯がチラッと…
女湯からは男湯がチラッと…
垣間見える、テレビドラマに出てきそうな「番台」。
番台にいた奥さんいわく、
『塩井の湯』の建物は大正時代に建てられたもので、
脱衣所の天井の装飾は、わざわざオランダから輸入してきたものだそうで、
今も、当時の姿のまま。貴重な天井です。

今回は、夜に行ったので、外観を楽しむことは出来ませんでしたが、
建物の内部からも、モダンな雰囲気を感じられます。
大正モダンの雰囲気の中、何故か… ネコちゃんも脱衣所にいました。

近寄るとすぐに逃げちゃうネコちゃんでしたが、
何だか、ほのぼのする空間です。
脱衣所には、鍵を掛けられる棚もちゃんとありましたが、

誰ひとり使わずに(笑)
お風呂を利用する人は、持ち物をカゴに入れてそのままあちこち床に置いていて、
びっくり!!!
そんな開放的な所も、和みます。
浴槽はぬるめと、熱めの2つあって、
常連さんのアドバイスによると、まずはぬるめに入ってから、熱めに入るのがいいとか。

泉質については、このようにありました。

ただ…
ここで残念だった所は…
ドライヤーが使えなかった所かな。
持ち込んでも、コンセントは無く、湯冷めに注意です!!!
ノスタルジックな雰囲気を味わえた銭湯でした。