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鞄のアトリエ ESPEDIENTE  ~エスペディエンテ~

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リザード財布と錠前カスタム

前回のシュリンク財布につづいて、財布つづきの更新です。
勤め先の工房からの依頼で、リザード(トカゲ)の長財布を製作しました。
前回同様に、サンプルをお預かりしての製作です。

通常、勤め先からの依頼分は、材料等全て支給されます。
しかし、私も含めて特殊革の製作は余り行わないので、
リザードは、先月の仕入れの際に、私が一緒に東京で購入してきたもので、
リングマークの面影が残る少し大判のリザードです。

リザード財布と錠前カスタム_d0205122_11134941.jpg


特殊革の加工はまだ慣れていない部分もあるのですが、
今回、一番の悩みどころはリザードの裏打ち。
いろいろな素材で、試してみましたが、色々やりすぎて更に頭が混乱!!
硬くした方がいいのか…、
柔らかくした方がいいのか…。

柔らかいと型崩れするし、
硬すぎるとリザードの雰囲気が死んでしまう。
どれが一番自分のイメージに合っているのか、悩みに悩んで…
少し硬い銀付きの牛革を使用してみました。
牛革の1.2ミリを選択してみましたが、
自分の求めていた仕上がりイメージに対して、
もう少し、ハリ・コシ感が欲しかったなぁという気持ちもありますが、
全体のスマートさからみれば、今回の選択で収まりは良かったと思います。
表情のある特殊革はとても面白い素材なので、
今後も取り入れていきたい魅力的な素材です。

さて…
あくる日…
作業机に向かったものの、どうしても気分がのらず、
気持ちが乱れている時がたまにあります。
そのまま無理して製作を続行すると、
失敗をする確率が高いので、あえて違う作業をします。

錠前を作る事は、技術的にも資金的にも無理だけれども、
カスタム位なら…
という事で…
先月、仕入れてきた錠前をカスタムしてみました。

真鍮ブロンズのメッキを全部剥がし、
地を出してから磨き上げ、
プレートの丸い装飾部分には、穴を開け、真鍮鋲を打ち込んでみました。

リザード財布と錠前カスタム_d0205122_1115532.jpg


ムフフフフ…
同じ錠前なのに、全然違う表情に!!!
これなら、充分使えそうだ♪
by keel503 | 2012-02-19 11:18 | 鞄職人の日々
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長野県松本市にてヨーロッパの革を使った、手づくりの革鞄やバックを製作しています。2013年4月にアトリエ兼店舗をオープンいたしました。皆様のお越しをお待ちしております。


by keel503
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