車が変わり、インテリジェントキーと呼ばれるキーが出現。
現状のキーケースでは収まりが良くないとのことで、
今までの三つ折りの動線はそのまま残すようにした、
キーケース製作のご依頼を頂きました。

今回もインテリジェントキーと呼ばれる、箱状のキーが収まるように、
三つ折りの内側に専用のポケットを付けてみる事にしました。
インテリジェントキー専用の小部屋ができたので、
ぶらぶらすることなく、収納することができそうです。
お渡しした際には大変喜んで下さり、ホッといたしました。

それと同時に旦那様にプレゼントという事で、
同素材の革を使ったキーホルダーのご依頼もいただいており、こちらもあわせて製作いたしました。
キーホルダーというものは、革製品のアイテムによく登場しそうなのですが、
過去振り返ると、私自身、あまり作った事が無いアイテムだと改めて思いました。
私なりに何か出来る事を考え、
キーホルダーの中に肉盛り芯を入れてちょっとボリューム感を持たせてみました。

男性がお使いになるということをイメージして、
ステッチは少し太めな糸を使用して、手縫いで仕上げてみました。
先端の部分がスナップ式になっているので、
ベルトに挟んだり、バックの持ち手にひっかけたりと、
色々な形でキーホルダーを使っていただければ嬉しいなと思っております。

最近の車のキーは、インテリジェントキーと呼ばれるものが主流になっているようで、
キーをスマートに収められるようなキーケースを探していらっしゃるのだなと、
改めて思いました。
さて、現在、私のアトリエをオープンに向けて、店舗の改装が真最中です。
主だった箇所はプロに依頼しておりますが、
これから自分の造作等がありますので、鞄づくりは一時、中断となりそうです。
どんな雰囲気になるのか、自分も楽しみです。