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鞄のアトリエ ESPEDIENTE  ~エスペディエンテ~

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三つ折りのキーケースを製作

今まで、薄型の三つ折りキーケースを普段お使いになられていた方が、
車が変わり、インテリジェントキーと呼ばれるキーが出現。
現状のキーケースでは収まりが良くないとのことで、
今までの三つ折りの動線はそのまま残すようにした、
キーケース製作のご依頼を頂きました。

三つ折りのキーケースを製作_d0205122_10503996.jpg


今回もインテリジェントキーと呼ばれる、箱状のキーが収まるように、
三つ折りの内側に専用のポケットを付けてみる事にしました。
インテリジェントキー専用の小部屋ができたので、
ぶらぶらすることなく、収納することができそうです。
お渡しした際には大変喜んで下さり、ホッといたしました。

三つ折りのキーケースを製作_d0205122_10513333.jpg


それと同時に旦那様にプレゼントという事で、
同素材の革を使ったキーホルダーのご依頼もいただいており、こちらもあわせて製作いたしました。
キーホルダーというものは、革製品のアイテムによく登場しそうなのですが、
過去振り返ると、私自身、あまり作った事が無いアイテムだと改めて思いました。
私なりに何か出来る事を考え、
キーホルダーの中に肉盛り芯を入れてちょっとボリューム感を持たせてみました。

三つ折りのキーケースを製作_d0205122_10521329.jpg


男性がお使いになるということをイメージして、
ステッチは少し太めな糸を使用して、手縫いで仕上げてみました。
先端の部分がスナップ式になっているので、
ベルトに挟んだり、バックの持ち手にひっかけたりと、
色々な形でキーホルダーを使っていただければ嬉しいなと思っております。

三つ折りのキーケースを製作_d0205122_10525081.jpg


最近の車のキーは、インテリジェントキーと呼ばれるものが主流になっているようで、
キーをスマートに収められるようなキーケースを探していらっしゃるのだなと、
改めて思いました。

さて、現在、私のアトリエをオープンに向けて、店舗の改装が真最中です。
主だった箇所はプロに依頼しておりますが、
これから自分の造作等がありますので、鞄づくりは一時、中断となりそうです。
どんな雰囲気になるのか、自分も楽しみです。
# by keel503 | 2013-02-04 10:58 | 鞄職人の日々

ツートーンのショルダーバック

これまで比較的反応が良かった鞄の中で、いくつか修正を加えながら、
定番鞄(店置き鞄)のひとつとして、ショルダーバックを製作しました。
肩に掛けた際に、脇とひじの間で固定して、
ワンショルダーとして持ち歩くバックです。

ツートーンのショルダーバック_d0205122_1848010.jpg


これまでの色づかいは、ワントーンが中心だったけれど、
これからは、カラフルな鞄を多く発信していきたいので、
今回は赤とオレンジの暖色系2色のツートーンです。
持っていて気分が明るくなるような、
そんな楽しい鞄作りをしていきたいなと思っています。

ツートーンのショルダーバック_d0205122_18494889.jpg


このショルダーバックは、肩に掛けて脇に挟んだ際に、
できるだけ身体にフィットして、収まりを良くする為にマチがありません。
けれど、マチがないと薄っぺらい鞄になってしまいますので、
パターンと縫製方法でふくらみとボリューム感を持たせる為に、
パターンに修正を加えました。

ツートーンのショルダーバック_d0205122_18491440.jpg


マチが無い構造の鞄でもふくらみが出る事によって、見た目の良さはもちろんですが、
内容量もアップするので、使い勝手も良いのではないでしょうか。
自分の定番鞄(店置き鞄)のひとつとして、仲間入りさせたいと考えています。

店置き鞄となる、このショルダーバックは色の組み合わせの見本。
今までワントーンが多かったけれど、色の組み合わせのひとつとして、
色の組み合わせの参考になればなと思い、
これから製作していく店置き鞄(定番鞄)は、
ツートーンづかいで製作してみようと思っています。

ツートーンのショルダーバック_d0205122_18503184.jpg


今回のショルダーバックの雰囲気、全体のバランス、とても気に入っています。
このバックの名前を考えなくちゃ!
# by keel503 | 2013-01-21 18:53 | 鞄職人の日々

カスタムした真鍮ドアハンドル

遅ればせながら…
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

カスタムした真鍮ドアハンドル_d0205122_12375032.jpg


年が明けて、勤め先を退職しフリーとなった私。
自宅の工房にて引きこもり、鞄製作活動真最中です。
オーダー品の製作はもちろんですが、自分のお店の準備も少しずつ進めています。

そんな準備のひとつ。
店の入り口ドアのドアハンドルに革を巻いてみました。
真鍮無垢材を使ったドアハンドルを選んでみましたが、
重厚感があって雰囲気はいいのだけれど、冬場にこれを握るとやはり冷たい…。
そんなドアハンドルにひと加工施して、ちょっと温もりを演出してみました。
これから、このドアハンドルをどんな方が握って扉を開けて下さるのかなぁ?
そんな事を想像しながら、丁寧に手縫いで縫製を施しました。

カスタムした真鍮ドアハンドル_d0205122_12392715.jpg


私の店で、いちばん最初に手を触れる場所。
とっても大事な場所です。
この先、私のお店と共に時を重ねて、どんな経年変化を遂げていくのか、
とても楽しみです。
# by keel503 | 2013-01-14 12:43 | 鞄職人の日々

ピンクパイソンのキーケース

以前、サンプルでお作りしていたキーケースが、ようやくできあがりました。
ご依頼主の方は、イエローのパイソンを使った折り財布を作成させていただいた方で、
カラフルなパイソンの革に魅力を感じて下さっています。
特に、色づかいへのこだわりがとても強い方で、
今回はピンクのパイソンを使い、
ステッチはターコイズのキーケースを製作させて頂きました。

ピンクパイソンのキーケース_d0205122_14474563.jpg


最近の自動車のキーは随分と様変わりしていて、
インテリジェントキーと呼ばれるものや、エンジンスターターというものがあるようで、
既存のキーケースでは、あまり収まりがよくないようです。
そこで、それらのキーが全て収納出来る、
それぞれのキーのジャストサイズの小部屋があるキーケースを、
ご依頼主様のアイディアを活かしながら、アイディアをいただきながら、
実用性と使い勝手を意識した、仕立てに仕上げました。

ピンクパイソンのキーケース_d0205122_1448023.jpg


こちら側には、リモコンエンジンスターターと自宅の鍵などを収納します。
リモコンエンジンスターターのサイズに絞り加工を施した専用ケースを配置し、
(ちゃんとアンテナも伸ばせるようになっています)
その内側の下には、免許証を入れるポケットがありますので、
常に車のキーと、免許証を一緒に携帯する事ができます。
その隣には二重リングを配置し、自宅や自転車の鍵などをつけられるようにして、
日々の生活の中で必要な鍵をまとめて携帯できるような設計なっています。

ピンクパイソンのキーケース_d0205122_14484841.jpg


反対側には、インテリジェントキーを配置する専用ケースです。
ご依頼主様用と、奥さま用の車のインテリジェントキーが二つ
(同じメーカーの為、同サイズ)が、収納できるようになっています。
“開ける”“閉める”のボタンを押せるように、丸窓を開けてあります。
ここのフラップは二段階に開けられるように、ホックが二つ配置してあり、
“開ける”“閉める”のボタンを押す為に開けられるように、
インテリジェントキーを取り出す為に開けられるように、二段階の開閉になっています。
この二段階で開閉するフラップですが、
開閉具合や、革の厚さコシ具合になかなか納得いかず、何度かやり直しをし、
苦労した部分でもありました。

ピンクパイソンのキーケース_d0205122_1449313.jpg


今回の仕立ては、私の苦手な小物。
革小物の仕立ては細かくて、とても大変。
本来ならばミシン仕立てで、全ての縫製を行いたかったのですが、
安定してミシンをかけられない部分がありましたので、
今回のキーケースは、手縫いとミシンの併用仕立てとなりました。
出来るだけ、ミシン仕立てで仕立てられるパターンを探っていきたいと思いました。
小物はまだまだ勉強が必要です。

最後になりましたが、
今年いっぱいで、勤めていた工房を退社いたしました。
素人同然の私を今まで育てて頂いた事に感謝しています。
六年間お世話になって、様々な技術的な事はもちろん、
お客様に対する姿勢等、様々なことを教えて下さり感謝しています。
六年間で培った事、教わった事を武器に、
自分の魅力が詰まった鞄を生み出してけるよう、頑張っていきたいです。

来年は、自分の工房兼店舗の開設に向け、頑張っていきます。
ブログで順次ご報告していきたいと思っています。

皆さまよいお年を。
来年もどうぞ、よろしくお願いたします。
# by keel503 | 2012-12-31 14:57 | 鞄職人の日々

気持ちを込めて”おくりもの”

私の勤め先の工房では、月に2回の土日に鞄教室を行っていますが、
その鞄教室は私が担当させていただいています。
普段、お客様と接触する機会が無い私が、お客様と接する唯一の時間です。

この鞄教室では、技術的な事に重点をおいて学ぶのでは無く、
“初心者でも作りたいものを作る”という事をコンセプトに、
カタチ(鞄)にする事を楽しんでもらう為に開いている教室です。
初めての方でもいきなりバックを作ったりもしますが、
当然、技術的な事や知識的な事も無い為、私がサポートをしながら、
とにかくカタチになっていく工程の楽しさを味わってもらう教室です。

そんな鞄教室もスタートしてから、来年の2月で三年目に突入となるのですが、
私が“独立”という理由で、工房を辞める為、
通ってくださっていた皆さまには、大変申し訳ない気持ちでいっぱいですが、
鞄教室の継続が出来なくなりました。
次週でその教室も最終回を迎えますので、
個人的にささやかなプレゼントを製作してみました。
感謝の気持ちと、申し訳ない気持も込めて…。

気持ちを込めて”おくりもの”_d0205122_17272982.jpg


プレゼントするのはブッテーロのコインケース。
どれも自分だけのコインケースになるように、配色の組み合わせを変えて
カラフルで楽しく、選ぶのも楽しいコインケースです。
我が家でも愛用しているこのコインケースは、
小銭はもちろん、お札も三つ折りにすれば入れられますし何かと便利に使っています。

喜んでもらえるかなぁ…。
# by keel503 | 2012-12-03 17:30 | 鞄職人の日々
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長野県松本市にてヨーロッパの革を使った、手づくりの革鞄やバックを製作しています。2013年4月にアトリエ兼店舗をオープンいたしました。皆様のお越しをお待ちしております。


by keel503
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