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鞄のアトリエ ESPEDIENTE  ~エスペディエンテ~

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70年のエイジング

先日、お伝えしました通り、
古いものが大好きな私は、
古民家に憧れを持ち続け…
なんと!!  縁あって、希望が叶うことができましたっ!!

借家ですが
…築70年、ギリギリ戦前に建てらたものです。

70年のエイジング_d0205122_2334354.jpg


まず、玄関右手には、スライドして開く意味不明の小窓が、完備されています(笑)
鍵はかからず、かつてここでは、切手の販売をしていたとかいう、噂…

70年のエイジング_d0205122_23343589.jpg


家の中に入るとまず、目に飛び込んでくるのが、この階段。
幅が広く、傾斜がゆるやかなこの階段と、
二階の手すりの組み合わせで、まるで旅館のような雰囲気。
私はこの階段に一目惚れ\(◎o◎)/!
木の色艶といい、まさにこのエイジングの魅力。
使い込んで味わいが増していく様は、革に通じるものがありますねぇ~

70年のエイジング_d0205122_2335251.jpg


そして、二階の窓はサッシでは無く、今も木の窓です。
もちろん、こちらも鍵はかかりません(笑)
結構、不用心な我が家です(;一_一)
70年の歳月により、家は若干傾いていて、
窓は片手では開けられませんし、
ガラスや、木枠の隙間は大きく隙間風は、この季節の悩みの種です。

けど、やっぱりこんな古い家が好きだから、
短所は長所。
落ち着きます♪
# by keel503 | 2010-12-04 23:17 | 息抜きの日々

ミネルバボックス

ミネルバボックスは、古くから伝わる革なめし技術「バケッタ製法」でなめされた革です。
この技法は、植物タンニンなめしで、
牛脚油をゆっくりと時間をかけて、たっぷりと浸透させます。
手染めで染色された後、さらに何時間もドラムにかける事で、
油分が革全体に均一に広がります。
その結果、表面に独特の表情があらわれるのです。

ミネルバボックス_d0205122_22244837.jpg


イタリアのタンナー「バタラシーカルロ社」にて、この技法は再現復活され、
そして、忠実に守られています。

この大変な手間をかけて、なめされた革の、
革色オルテシア(青)を使ってトートバックを製作。
 
ミネルバボックス_d0205122_22253181.jpg


中央にファスナータイプの仕切りを配置し、ビジネスシーンでも十分に
活躍できるデザインです。

ミネルバボックス_d0205122_2226176.jpg


負荷のかかる持ち手、及び根革部は手縫いで縫製しました。

この鞄の中は、仕切りによって仕分けて整理できるので、
整理箪笥という意味の『コモ』と命名してみました。

ミネルバボックス_d0205122_22263260.jpg


また、この革の特徴として、
驚異的な経年変化=エイジングが楽しむことができます。

半年程使用した、同色の革で比較してみると…
一目瞭然。

ミネルバボックス_d0205122_2227161.jpg


革の魅力は、様々ありますが、
経年変化=エイジングも、その一つです。
使っている自分の色に染まり、愛着が増していきますね。
# by keel503 | 2010-12-03 22:31 | 鞄職人の日々

口金式鞄 『コッコローネ』

今回は発色が抜群なジーンブルーで、口金式鞄を製作。
私が一番好きな色の革の一つです。

この革は、先日ご紹介したノブレッサカーフです。
うすく型押し加工されていますので、キズがつきにくく、
水濡れや、汚れなどに大変強い革です。

口金式鞄  『コッコローネ』_d0205122_22575349.jpg


メンズビジネス鞄の王道と言うべき、
口金式鞄の代表として、ダレスバックというものがあります。
この鞄を、レディース用にアレンジ。

口金式鞄  『コッコローネ』_d0205122_22595367.jpg


この鞄の魅力は何と言っても、開口部が広いこと。
その為、鞄の中身が容易に確認でき、使い勝手が抜群。
コンパクトでありながら大容量、収納性にすぐれています。

口金式鞄  『コッコローネ』_d0205122_2302746.jpg


負荷のかかる口金周り及び、持ち手は手縫いで縫製し、
仕上げた、レディース口金式鞄『コッコローネ』

口金式鞄  『コッコローネ』_d0205122_2311099.jpg


現在、この鞄は半年程度使用しています。
使用することによる革の経年変化と共に、各部の耐久性を確認しながら細部の改良を加えていきます。

口金式鞄  『コッコローネ』_d0205122_22592752.jpg


そして、
お店を始める頃には定番鞄の一つとしてリリースしていきたいと思っています。

今後始める自分の店にしかない、オリジナルな鞄を生み出し、
まずは、このブログを通してみなさんにご紹介していきたいです。

一日も早く、この鞄達を送り出す環境が整う様、全力で頑張りたいと思っています。
# by keel503 | 2010-12-01 23:12 | 鞄職人の日々

温泉に行こう!!

明日からは12月
すっかり秋が深まり、北アルプスの山々に積もる雪が
日に日に…白く濃くなってきています。
正面に見えます、富士山の形に似たような山は「有明山」といいます。
その形から、ここ安曇野では「安曇野富士」とか「有明富士」と呼ばれたりしています。

温泉に行こう!!_d0205122_11425261.jpg



さてさて、寒い日は温かい温泉にのんびりつかりたい~
と、いうわけで…
先日、かねてより気になっていた、
小谷村の小谷温泉『山田旅館』に行ってきました。

温泉に行こう!!_d0205122_1233243.jpg
 

なぜ、気になっていたかというと…温泉はもちろんですが、
古い建物や、骨董、古道具、古い味のあるものが、大好きなんです!!

旅館の建物は江戸時代に建てられたものから、大正時代に建てられた木造3階建てのものなど
貴重なものが多く、木造建築7棟が国の登録有形文化財に指定されているのです。

いっきに坂を上り、建物の正面を見た時には、思わず「すご~い!!」
また、そっけない旅館のおばちゃん達にも魅力を感じながら…(笑)

温泉に行こう!!_d0205122_12202552.jpg


温泉客の中には、県外のお客様も多く、よくこんな山の中まで… と、感心。
でも、納得。
源泉がそのまま落ちてくる、打たせ湯がある湯船に浸かれば、
体はいつまでもポカポカ。 昨日までの疲れもどこへやら。
何だか体が軽くなったような気持です。

おすすめの温泉です。
# by keel503 | 2010-11-30 12:34 | 息抜きの日々

ノブレッサカーフ

ドイツのタンナー「ぺリンガー社」の作るノブレッサカーフ
1864年に創業され、カーフ専門のクロムなめし技術と伝統を伝えています。
絶妙のハリ感とコシを持ち合わせるこの革は、外縫いにも内縫いにも適した素晴らしい革です。
何といっても特に発色が美しい。

ノブレッサカーフ_d0205122_23121055.jpg


今回、この革のブラックを使ってフォーマル使用を目的とした鞄『フォルマーレ』を製作。

ノブレッサカーフ_d0205122_23203887.jpg


鞄作りにおいて、カジュアルやビジネスを中心としたものがメインになってしまうけれど、
フォーマルの手作り鞄があっても良いのではないだろうか? …と、考え
 
内縫いと外縫いの両方を盛り込み、仕立てた『フォルマーレ』

ノブレッサカーフ_d0205122_2327429.jpg


外縫い鞄は堅いイメージになりやすいものだけれど、
内部に一手間加え、ふくよかでボリューム感ある仕立てを意識して、
今回はオールへり返しで製作。

ノブレッサカーフ_d0205122_2175295.jpg


この革のブラックは、ツヤ過ぎず、絶妙な色具合が仕上がりを、一層引き立てています。

ノブレッサカーフ_d0205122_2341578.jpg


革の持ち味を最大限に生かした、鞄作りを心がけています。
# by keel503 | 2010-11-28 23:50 | 鞄職人の日々
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長野県松本市にてヨーロッパの革を使った、手づくりの革鞄やバックを製作しています。2013年4月にアトリエ兼店舗をオープンいたしました。皆様のお越しをお待ちしております。


by keel503
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